ネット犯罪にご注意ください
公開日:2022年7月4日
スマートフォンやタブレットなど、いつでもどこでもインターネットに繋がることができるようになった現代、インターネットを悪用したネット犯罪が後を絶たず、子どもから大人まであらゆる人が脅威にさらされています。
こうした犯罪の被害者や無自覚の加害者にならないためにも、自分のスマートフォンなどのセキュリティや使い方を見直してみましょう。
ネット犯罪とは
ネット犯罪とは、コンピュータ技術および電気通信技術を悪用した犯罪のこと
1.コンピュータ、電磁的記録対象犯罪
刑法に規定されている電子計算機損壊等業務妨害などの犯罪
2.不正アクセス行為の禁止などに関する法律違反
他人のID・パスワードを悪用して、ネット上の各種サービスやコンピュータにアクセスするなどの犯罪
3.ネットワーク利用犯罪
犯罪の実行にネットワークを利用した犯罪、犯罪の敢行に必要不可欠な手段としてネットワークを利用した犯罪
ネット犯罪は匿名性が高い、証拠が残りにくい、不特定多数に被害がおよぶ、時間的、場所的制約がないといった特徴があります。
情報通信技術の進歩にとともに、サイバー犯罪の手口も悪質かつ巧妙化しており、ネット犯罪は増加傾向にあります。
ネット犯罪に遭わないために
インターネットに接続するスマートフォン、タブレット、コンピュータを利用する際にはウイルス対策や個人情報に対する注意が必要です。
インターネット上に流出した情報は「デジタルタトゥー」とも呼ばれ、簡単にコピー・拡散されることから完全に消去することは不可能に近いといわれています。
ネット犯罪に合わないためにも必ず以下のような対策を行ってください。
1.ソフトウェアを最新のものに維持する
パソコンやスマートフォンはOSといわれる基本ソフトや、様々なソフト(アプリ)で動作しています。それらのソフトには不具合や脆弱性といわれるセキュリティホール(弱点)が見つかることがあり、悪意を持った攻撃者はそういった弱点を攻撃してきます。
ソフト会社からは、パッチ等と呼ばれる更新プログラムを配布、配信しているのでソフトをアップデートし、常に最新の状態を維持してください。
2.ウイルス対策ソフトを導入する
インターネット上には様々なコンピュータウイルスが存在しています。ウイルスに感染すると、パソコンに保存しているデータを壊されたり、個人情報がインターネット上に流出してしまうことがあります。このような事にならないためにも、ウイルス対策ソフトを導入したうえ、最新の状態を維持して、コンピュータやスマートフォンをウイルス対策ソフトで防御してください。
3.利用時の注意
インターネットに情報発信をする際には、自身の個人情報の漏えいに細心の注意を払う必要があるほか、不審なサイトを閲覧しない、不審なメールを開かない、不用意にメールの添付ファイルを開かないなどといった様々な自己防衛が必要になります。
特に、メールの添付ファイルにパスワードをつけることで、ウイルス対策ソフトをすり抜けて感染させる手法が猛威を振るっているのでウイルスチェックをしたからと言って、安全といえるわけではないことに注意してください。
ネット犯罪予防関係リンク集
福岡県警
- サイバー犯罪対策課(外部サイトにリンクします)
総務省
- 情報通信白書 for Kids(外部サイトにリンクします)
財団法人インターネット協会
- インターネットを利用する方のためのルール&マナー集(外部サイトにリンクします)
- インターネットを利用する方のためのルール&マナー集【子ども版】(外部サイトにリンクします)
- 子どもがインターネットを安心して利用するために(外部サイトにリンクします)
お問い合わせ
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