地域猫(野良猫)活動について
公開日:2020年1月23日
飼い主のいない猫(野良猫)がいると、ゴミ捨て場を荒らす、鳴き声がうるさい、柱で爪とぎをする等の行動が地域にとって問題になります。
また出産によって数が増え過ぎ、排せつによるにおいや景観の汚れ、地域に猫の死体がでる等の問題も起こってきます。
猫が可哀想だからとエサを与えると、猫はそこに居付きます。行動範囲は半径500メートル程にもなりますので、エサを与えている方以外の近所の方の迷惑にもなります。
福岡県では、地域猫活動として、飼い主のいない猫に地域住民の合意のもと、その地域にお住まいの住民が主体となって不妊去勢手術や一定のルールづくりに基づいたエサやり、トイレの管理を行い、一代限りの生を全うさせ、数年かけて地域から野良猫をいなくする活動をしています。
◇地域猫活動の進め方◇
1.地域での話し合い
地域住民で問題点を確認します。地域の理解を得て活動を行うことが必要です。
2.計画づくり
野良猫の生息数の把握、活動のルールづくり(エサやりの場所・時間、トイレの設置・清掃など)、役割分担など活動の計画をたてます。
3.不妊去勢手術
猫は年2~3回、1度に4~8匹程度の子を産むため、増やさないように不妊去勢手術をする必要があります。
田川獣医師会では例年7月から殺処分される猫を減らすため、飼い主のいない猫の不妊去勢手術に対する助成事業を実施しています。予定頭数に限りがあります。詳しくは田川獣医師会にお尋ねください。
注:飼い猫は対象になりません。
お問い合わせ
税務住民課 生活環境係
窓口の場所:本庁舎1階 3番
電話番号:0947-32-8400
ファクス番号:0947-32-4815